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「溺れるナイフ」ソフト化、監督・山戸結希のコメント到着「宝探しのように見つめて」

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「溺れるナイフ」

「溺れるナイフ」

溺れるナイフ」のBlu-ray / DVDが明日4月21日に発売。それに先駆け、本作の監督・山戸結希のオフィシャルインタビューが到着した。

2016年11月に封切られた本作は、ジョージ朝倉の同名マンガを実写化したラブストーリー。田舎町に引っ越してきた15歳のティーンモデル・夏芽を小松菜奈、夏芽と惹かれ合う神主一族の跡取り・コウを菅田将暉が演じ、2人の同級生・大友役で重岡大毅ジャニーズWEST)、カナ役で上白石萌音も出演している。

特典映像の中には、夏芽と大友のキスシーンの裏側も収録。「恋愛映画のキスシーンで心からドキドキしてもらうには?」と考えた山戸は、「女の子は即物的なキスの瞬間を見たいのではなく、2人の横顔と、その空間に巻き起こるスリリングな時間を体験したいのだと気付きました」と説明する。そのため本作では、「結果的にキスをしていなかったとしても、ただ2人を見つめているだけでドキドキしてしまうような距離の変容を意識しています」とこだわりを明かした。

コレクターズ・エディションにはスペシャルメイキング集として、小松の「浴衣デート編」、菅田の「火祭り編」、重岡の「カラオケデート編」、上白石の「夏芽を探して編」が収められている。大友が夏芽の前で吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」を熱唱するカラオケデートの場面に関して、山戸は、笑いが起こってしまうのでは?と予想していたそう。だが実際は男女問わず涙した人が多かったようで、山戸は「大友の切ない気持ちがしっかりとお客様にも伝わったことを知り、とても感動しました。もっともっと、こういうシーンを撮っていきたい」と喜びを語る。

最後にソフトのリリースに向け、山戸は「俳優さんたちの非常に細かな演技、そしてさまざまな環境によって変わっていく、変わってゆかざるをえなかった女の子の衣装にもこだわりましたので、宝探しをするように見つめてもらえたら」と読者に呼びかけた。

(c)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会

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